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ニキシー管時計 自作の始まり: 構想~試作機までの記録  [ニキシー管時計]

<<< 構想~試作機製作 (2018年12月~2019年4月>>>
完成.png

◆2018年12月~
何気にPinterestで見たニキシー管時計、WEBで検索してみると、バラックの状態でなんと2~3万、ケースに入ってデザインされていると3~5万円度で販売されている。 正直高いな~!
安く作れたら売れる? 

これまでに趣味でデジタル回路の設計や真空管アンプなど製作していたので、特に回路や製作が難しいとは思えず,さっそく作ってみるかと行動開始。


大まかに、製作仕様を決める。
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・NixieTube: IN-12 (NOS SOVIET)  
 ※ニキシー管にしては、低価格で高品質で在庫も多いようで、まずはお試しで採用とした。

・4桁24時間表示
・1秒LED、バックライトLED
・接続電源:DC5V/1~2A (ACアダプタより)

・メインプロセッサ:PIC18F
・RTC: DS1307 (停電時バックアップは、電気2重層コンデンサで行う)
・ドライブIC :K155DI(SN74141 ) と TLP627ホトカプラ
・ニキシー管点灯は ダイナミック点灯 (DC170V)

【設計TOOL】
・EAGLE CAD
・MPLABX
・LTSPICE

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◆詳細は、その時次第の対応として、まずは、Ebayストアより基本パーツのIN-12ニキシー管、ドライバーIC、高圧電源モジュールを注文
基本パーツ_400x124.png

◆ロシア、中国からの到着待ちの間に、回路設計し秋葉原ショップよりその他部材調達。
回路設計後に基板デザインを決めて、Fusion PCBに注文
基板_400x209.png

◆製作部材が全て揃うのにほぼ2か月を要したが、アセンブリ完了
基板の接続構成が、これ
P_20190604_135727_p_300x400.jpg

動かすには、PICの動作プログラムが必要なので、MPLAB X プログラム設計開始
ほぼ、2週間でニキシー管時計の基本プログラムが完成。

◆ここから、ケース作りに試行錯誤する。
IN-12の正面形状が面取りされた角型形状のため、そのパネルづくりが手作業では大変なので、デザインをファブテラスに持ち込み、レーザー加工で切り出す。
正面パネル_400x151.png

ベースとカバーも木工(MDF材)加工し、化粧として、20mm角のウッドチップで市松の寄木細工風にして見た。
ベース_400x165.png

◆2019年4月にやっとこさ試作が完成しました。
P_20190604_212308_p(1)_400x300.jpg

◆Ebayストアへの追加発注など、待ち時間や私用での中断もあり、ここまで構想開始からほぼ5ヶ月を要した。
完成度は低いが、ニキシー管は味わいがあるな~ と 自己満足
デザインと製作方法をもっと工夫し、完成度を上げれば、趣味の自作品として 〇オク、〇カリに出品できるかと思い、製品製作の準備に取り掛かる。

1号機 製作編 ~ に続く

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