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ニキシー管時計 12号機:ガラスケースタイプの製作からフリマ出品までの記録 [ニキシー管時計]

<<< 12号機 (製作:2020年8月) >>>

今回は、雰囲気を変えてニキシー管制御の基板、配線が丸見えのデザイン。 ガラスケースでスケルトンなものを製作した。
電子回路好きに好まれるかと

GLASS_SKELETON_IMAGE.png

◆ スケルトンにするためのケース作り
100均物や〇急ハンズでアクリルケースを物色し使えるものはあるが、ここはケースも手作りということで、ガラス板を加工して組み立てることにした。
ところが、ガラス板というのはDIYショップなどでは販売されていない。
以前、食器棚を解体廃棄する際、何かに使えるだろうと取置いていた引き戸のガラスが4枚あったので、それを使うことにした。

◆ガラスカッターツールの製作
ガラス板の切断は、ダイアモンド刃のガラスカッターで 直線的に ”ピー” と引いてから、キズ面を開くように加圧すると、パキッ と 割れる。
ただ、市販のペン状のガラスカッターで正確にぶれずに ”ピー” と 引くのは熟練がいる。
ということで、カンナのようなガラスカッターツールを自作した。
これ!
ガラスカッター.png

◆ガラス板カット
カット寸法に合わせてツール置いて、押さえて ”ピー” と 引く。
ツールは握りやすく、定規も当てやすく、使いやすい(自画自賛)
切断.png

◆ガラスケースに組み立て、、これが、なかなか難しい。
カットしたガラス板を接着(ガラス用2液性エポキシ接着材)し、ケースに組み立て。
ガラスは曲げの融通がないので接着がずれて固着してしまうと、もうどうしようもない。
端面同志では、接着ムラがあるとクリアにならないし、接着材のはみやたれでガラスが汚れる。
一応、ケースの形にはなったが、接着部分が美しくない!
ガラスケース1.png

結局、ケースを5個ほど組み立ててはみたが、ガラスだけのケースでは見た目が良くないので、
接着部分を隠すように、木枠組みをした。 
ガラスケース.png

◆ニキシー制御基板を組み込む
ケース台部分に、基板を載せる。
ケースと基板.png

◆完成形
製作日数は、2週間
その半分ぐらいが、ガラス板加工、ケース組み立てに労力
完成形.png

◆個人的感想
ガラスケースに苦労したが、コンパクトに収まり、結果的にはガラス木枠組が良いアクセントになったと思う。
基板や、配線の見えるスケルトンな雰囲気も良いな~

◆〇カリに出品
1週間のエージング後に
SOLD.png

イメージのJAZZ LPは、スケルトンのイメージにあう、サイケ的なジャケットで
”thelonious MONK QUARTET”


13号機 製作に続く

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